SSTR 狼煙詣でのお話

能登半島最北端の道の駅狼煙

春から秋の季節になるとライダーが良く訪れますが、SSTRの場合はちょっと違った目標になったりします

SSTRで「狼煙アタック」というフレーズがあります(ありましたかな?)

SSTR参加時に最北端の道の駅狼煙まで走り、そのあと戻って来てからゴールするという、ライダー以外には良くわからないであろう謎の習慣です。

意気込んで行くのは良いのですが能登半島に初めて来た方は特に距離感が掴めず驚くことがあると聞きました。

能登半島の先端狼煙までは千里浜から約110~120Kmあります

関西でいうと大阪から舞鶴までが110kmくらいです。日本海まで行けちゃう距離。

これを往復すると考えていただければ・・・。

以下はよくあるルートです

通常版

・景色 X  ・速度 ◎  距離 ◎ カーブ △

このルートは通常検索をかけたときに表示される最短ルートです。

ハッキリ言いますと景色はあまり良くなく狼煙を目指すのみで他にお楽しみはほとんどないです。ハイペースに飛ばせるって利点はあるのですが・・・勿体ないなと正直思います

外側のルートです

・景色 ◎  ・速度 △  距離 X カーブ ◎

道の駅赤神経由で海岸線を走っていくルート。The能登半島って感じで景色は最高だと思います。ただし距離が有時間が猛烈にかかるので注意が必要。

本当は時間をとって帰りにのんびり回りたいルートなんですが。。。

 

内側のルートです

・景色 ◎  ・速度 △  距離 X カーブ 〇

こっちのルート選択する場合、羽咋から七尾を結ぶ邑智平野の田園風景を抜けて 能登島に入りそこから穴水→宇出津→珠洲 へ抜けるやや地元感あふれるルートです。

里山街道をつかって七尾に抜けるルートが一般的なんですが田園風景に両サイドが山 という結構変わった風景とひたすらのんびりしている能登半島の内側の海を見ながら進むちょっと地元感が味わえる道が続きます。

以下はここまでご覧になってくれている方へちょっとお願いと言うか見ていただきたいお話

初めての方は必ずびっくりするのは外側以外のルートを走ると狼煙の少し前で↓のような集落を抜けていく事になります。

Googleストリートビューから画像拝借

地図でいうとこの辺

普通にツーリングで抜ける分にはよくある田舎道ですが、SSTR開催時はライダーが大集結する事を思い出してください。

畑に行ってる地元のご婦人方から見ると狼煙目指してかっとんでいくバイクは恐怖以外の何物でもないと思います。

更に土日は普通に観光の車が走りますし、軽トラでご出勤中の紳士方もいらっしゃいます。

地元の方々に

・SSTRは一杯バイクが来るけどみんな道守ったり煽ったり無理なすり抜けしないからマナーいいし見守るかぁ

・遅いからって煽るし・無理してすり抜ける抜かしていく!・音がうるせぇ!・マナー悪いしもう来るんじゃねぇよ!

とどちらで思われるのかは参加者次第じゃないかなと思っちゃいます。

開催日だけ狼煙アタックしてからゆっくり回る って人も多いんですが能登半島を普通に下道だけで一周すると恐ろしく時間がかかります。

隣接する輪島市はライダー歓迎の街で宣言してくれたりと、バイク・ライダーにはイメージは年々良くなっていく地域です

焦らず無理のない計画は大切だと自分は思うので付け加えておきました。

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