能登半島を大まかに分けると3つにわかれます
口能登 中能登 奥能登 の順に北上していくと地域が変わってきます。
能登半島のこの3つのエリアは結構表情が違っていて、方言や雰囲気も少しづつ変わっていきます
・口能登地方
羽咋市・宝達志水町・氷見市(富山県なので地元では氷見は氷見と言われます)
金沢に近い地理関係があり、能登とも加賀ともどっちとも言えない微妙な地理に見えますが立派な能登側のお土地柄です。(金沢弁はあまり見かけません)
千里浜・能登一宮気多大社・妙正寺等、観光名所はそれなりに抱えていて資源が豊富なのですがネームバリューで輪島の朝市・和倉温泉に大差で負けることが多いので、観光客さんは良く来るのですが宿泊先の和倉温泉に向かう道中の通り道だと誤解されることが多くちょっと悔しい思いもあります(俺だけか?)
・中能登地方
能登の中核都市(といっても人口5万そこそこ)七尾市がある地域です。隣接する箇所に和倉温泉が控えており、能登半島にいらっしゃる観光客の宿泊先はこのあたりになります(有名な ホテル加賀屋もここにあります)
観光資源に恵まれ、能登金剛や巌門があり、七尾港と対岸に能登島が広がるため海産の食べ物が大変美味しゅうございます。
地図で見ると七尾市の右側は観光客からは謎の地で、ほとんど入ることはないはずです。そんな中ライダー達は能登のある意味もう一個の先っぽを喜んで目指します
・奥能登地方
能登と言えば奥能登をさすことが多いくらい、ここは観光資源の宝庫です。
輪島市の朝市・千枚田・珠洲の塩田・先っぽの禄剛崎・ぼら待ちやぐらなど見る場所に困ることはほとんどありません
海産も非常に美味しく、いしる醤油(イカの魚醤)ナマコ・くちこ・地酒宗玄もこの地方にあります。
景色も外と内(地図で言うと←と→)で全く異なる景色になり、外は荒々しく、内は穏やかと飽きることのない地域です
最大の弱点は
時間換算で言うと下手な海外旅行より遠く秘境扱いを受ける
金沢から車で3~4時間かかります。
そんなのんびりしたお土地柄。
地元のおばあちゃん達が農作業に精を出している中、ライダー達は嬉々として先っぽを目指して走って行くわけです