ブレーキメンテでどうしても何を頑張ってもピストンが抜けない時

ブレーキのオーバーホールは慣れていないうちに必ず遭遇するトラブル(今でも困る事が多い)物に

ピストンが固くて抜けない

というトラブルがあります。

普段は専用のピストンを抜く工具を使って試みるのですが、シールの劣化が酷く恐ろしく時間がかかる場合がある。

かと言って近代兵器なエアーコンプレッサーなどはワタクシの青空整備工場にはございません。

何度も丸1日かけて格闘したり、家にキャリパー持ち帰って夜な夜な筋トレ替わりに格闘したりしてましたが、自分なりのやり方を見つけました

これから先多分相当な邪道で危険なやり方かもしれませんので推奨しません

なんだブラザー! 

昔からこのやり方はありふれてるから安心していいぞ! 

という先輩方がいてくれるとすごく嬉しいです( ;∀;)

やり方は単純で油圧をそのままギリギリまで使って後は手動な方法

1 フルードは抜かずにブレーキをかけていく

2 ピストンが出てくるので両方均一になるように注視しながら出していく

3 かなり飛び出したところでピストンを手で触ってみて少しぐらつく(大分ぐらつく場合は高確率でフルードを抜くところでピストンが負けて飛び出すので少し戻す 何度も枕を濡らした経験者談)ところで止め、フルードを抜く。

4 フルードが抜けたらピストンを抜く(多分簡単に抜けます)

注意

失敗したら大量のフルードでタイヤやホイールを濡らすことに。塗装は剥がれますしタイヤはダメージを受けるので追いつめられるまではお勧めはできません。

何をやってもどうしてもピストンが出てこない。。。夜も迫ってきたしどうしよう・・・という時にしか僕もやらないです

たまに失敗して大惨事になりますし(( ;∀;)

後はしっかりとキャリパーを掃除してからシールを交換してピストンを戻せば作業完了。もう手段がない!という時にはリスクを承知できる方になら。。。

こうなる前にしっかりメンテしときたいもんですね(/ω\)

“ブレーキメンテでどうしても何を頑張ってもピストンが抜けない時” への1件のコメント

  1. […] 何とか抜けましたが(記事はこちら)なんでなんだろう?キャリパーを外す機器を使って上手くいくのと同じくらい抜けない時もあります。 […]

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